「安定生産可能にする花き栽培」講演会・福島 農研機構2015年7月14日
国内初となる水耕栽培によるトルコギキョウの周年生産などの新技術と、研究概要に関する講演会及び実証研修圃場の見学会を開催する。
農研機構は東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、農業・農村に大きな被害が発生した福島県において復興庁・農水省の委託研究プロジェクト「周年安定生産を可能にする花き栽培技術の実証研究」を実施している。
このプロジェクトは震災前よりも収益性が向上する先端的な花き生産技術として3課題の新技術開発を行い、このたび講演会で進歩状況の情報発信を行う。被災地の復興・復旧に役立てることを目的としている。
○3つの課題
1.露地電照を核とした夏秋コギクの効率生産
これまで多数品種の自然開花によりお盆と彼岸の需要期に出荷してきたが、品種選定と露地電照栽培で開花調整を行い、需要期に計画的に出荷する技術。
2.トルコギキョウと低温開花性花きの組み合わせによる効率的周年栽培技術
夏秋季出荷のトルコギキョウとカンパニュラの効率的な電照栽培を組み合わせ、無加温で冬春季の需要期に出荷する技術。
3.国内初となる大規模水耕栽培によるトルコギキョウの高品質周年生産システムの構築
高品質なトルコギキョウ切り花が周年生産可能となる技術。
【講演会】
○日時 平成27年8月6日(木)13時から17時
○場所 いわき産業創造館 セミナー室
【現地見学会】
○日時 27年8月7日(金)8時から14時
○場所 貸し切りバス使用 いわき駅発、着
・いわき花匠(いわき市 水耕トルコギキョウ実証現地)(病害虫進入予防のため、ハウス外から見学)
・露地電照を核とした夏秋コギクの効率生産実証現地圃場
○定員100名(先着順)
○参加費 無料
○参加申し込み
事務局へ問い合わせ(参加申込書が必要)
福島県内および関係者を優先して7月14日までの受付。定員に余裕があれば県外から21日締切で申し込みを受け付ける。
【事務局】
福島県農業総合センターオープンラボ 電話:024-958-1700
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