3年連続で過剰作付け解消-29年産米2017年10月2日
農林水産省は9月29日、29年産米や飼料用米などの戦略作物等の作付状況(9月15日現在)を取りまとめた。
29年産主食用米の全国の作付面積は137.0万haとなり、生産数量目標の面積換算値138.7万haを1.7万ha下回っている。また、来年6月末の在庫量を180万t程度とするための自主的取組参考値138.4万haを1.3万ha下回り、3年連続で超過作付が解消された。
主食用米の作付面積が生産数量目標を下回った県は36都道府県(自主的取組参考値を下回った県も同数)。
地域農業再生協議会別の生産数量目標の達成状況は達成した協議会が1218、未達成は274協議会となっている。
全国のおもな戦略作物等の作付状況は以下のとおり。多くの作物で作付面積が増加している。
加工用米=5.2万ha(28年産5.1万ha)、米粉用米=0.5万ha(同0.4万ha)、飼料用米=9.2万ha(同9.1万ha)、WCS=4.3ha(同4.1万ha)、備蓄米=3.5万ha(同4.0万ha)、麦=9.8万ha(同9.9万ha)、大豆=9.0万ha(同8.8万ha)、その他=10.5万ha(同10.2万ha)。その他は酒造用米、輸出用米、飼料作物、そば・なたね等。
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