箱罠の作動を即確認 捕獲通知システム実証実験 マスプロ電工2019年9月30日
マスプロ電工は、岡山県井原市の協力で、イノシシなどの有害獣対策で設置される箱罠の扉が閉まったことをマスプロのSigfox通信を利用して通知するシステムの実証実験を開始した。

箱罠とコンパクトな通信端末。設置が容易
近年、イノシシなど野生有害獣による被害は、農作物被害など深刻な社会問題となっている。
こうした中で、マスプロ電工は、同者が開発したSigfox通信を利用した通知システムを利用することで、罠が作動したことをすぐに確認でき、迅速な対応が可能となるシステムの実証実験を岡山県井原市で開始した。
このシステムは、箱罠の扉が閉まると、あらかじめ登録したスマートフォンなどにメールで通知される。
従来は獣害対策の担当者が定期的に箱罠を確認してからの対応だったが、このSigfox通信を利用した通知システム「ワナの番人」を導入することで、より迅速な対応が可能となる。
また、Sigfox通信は、一度に送信できるデータ量は小さいが、遠距離通信ができ、乾電池のみで駆動する極めて低消費電力を実現した新たな通信手段として注目されている。電源工事が不要なため、移設も容易で、ランニングコストを抑えた運用が可能。

遠距離通信ができ、スマートフォンなどで通知を受信できる
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