鳥獣対策活動で表彰候補を募集 農水省2019年10月3日
農林水産省は、10月1日、これまで鳥獣対策に取り組み、地域への貢献が顕著であると認められる個人および団体を表彰する「令和元年度鳥獣対策優良活動表彰」の表彰候補の募集を始めた。
野生鳥獣による農林水産業被害が全国的に深刻な状況となっている中、農水省は都道府県などと連携し各地での鳥獣対策を推進している。
こうした中、同省では、農村地域などで鳥獣被害防止や捕獲した鳥獣の食肉(ジビエ)の利活用などに取り組み、地域に貢献している個人および団体を表彰し、これらの優良事例を広く紹介することで、さらなる鳥獣対策の推進を図ることとしている。
表彰の概要は次のとおり。
◆表彰対象
表彰対象者は、地域で鳥獣対策に貢献している個人または団体。
▽個人
市町村の「鳥獣被害対策実施隊」(実施隊)の隊員や実施隊の活動に協力している者、市町村で活動している者で、都道府県内の市町村や集落などにおいて鳥獣対策への的確な指導・助言または継続的な参加により、地域への貢献が顕著であると認められる者
▽団体
実施隊または実施隊と連携して活動している団体で、他の模範となるような鳥獣対策に継続的に取り組んでいる団体
◆表彰の内容
農林水産大臣賞2点以内(被害防止部門(個人・団体)または捕獲鳥獣利活用部門(個人・団体))
農林水産省農村振興局長賞6点以内(被害防止部門(個人・団体)または捕獲鳥獣利活用部門(個人・団体))
令和元年度の表彰式は、2年2月頃を予定。
◆審査基準
応募のあった活動事例から、実施要領の審査基準により各賞の選定を行う。審査項目は次のとおり。
▽地域一体的な活動
▽技術上の工夫
▽人材育成活動
▽広域的な活動
▽普及啓発活動
▽継続的な活動
▽活動の成果
◆応募方法
▽都道府県による推進
▽農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーによる水支援
◆募集期間
▽都道府県による推薦の場合 11月22日
▽農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーによる推薦の場合 11月29日
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日