「農大和牛」が試食できる革新的技術研究成果報告会 東京農大総合研究所2019年12月3日
東京農業大学総合研究所は、12月18日13時から都内「丸ビルホール&コンファレンススクエア」7階で、「革新的技術研究 成果報告会」を開催する。
この成果報告会終了後の情報交換会の場で、平成28?30年度の総研プロジェクトである「地方創生を目指した6次産業化プロジェクト」の成果を踏まえ“食の実学”として取り組んでいる「農大和牛」のプレゼンテーションならびに試食会を行う。
この成果報告会では、生物産業学部・応用生物科学部・生命科学部などから将来的な社会貢献を目指した8つのプロジェクトの研究成果が発表される。
「農大和牛」は、これまで農大農学部動物科学科の岩田尚孝教授と研究室学生たちが、大学院先導的実学研究プロジェクトとして、受精卵を介した和牛「農大和牛」生産に取り組んできたもの。
受精卵作成には肉質に強い影響力がある黒毛和種から卵子を、草を食べて利用する能力が高い褐色和牛から精子を用いている。母牛は東京農大の乳牛(借り腹)で子牛を出産する。
この農大和牛「赤黒牛」には高い国産粗飼料の利用能力、健康的な赤身と霜降りの絶妙なバランスが期待できる。
和牛は育て方で肉の仕上がりが大きく変わるため、双子の農大和牛の一方を東京農大の牧場の牧草だけで育て、もう一方は従来の黒毛和種と同様の飼料を使った。
12月18日には、この「農大和牛」の試食会がある。
【報告会・試食会の概要】
▽日時 12月18日(水)
13時?16時15分「革新的技術研究成果報告会」
16時30分?18時「農大和牛試食会(情報報告会内)」
▽場所 丸ビルホール&コンファレンススクエア7階(東京都千代田区丸の内2?4?1丸ビル7階)
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