「食の十大ニュース」 1位は「食品ロス削減法施行」2019年12月18日
食をテーマに情報発信をしている記者、編集者からなる「食生活ジャーナリストの会」(小島正美代表監事、会員約160名)は、12月16日「2019年食の十大ニュース」を公表した。
第1位は食品ロス削減推進法の施行
恵方巻の大量廃棄などで問題視された食品ロスを削減するための理念を定めた「食品ロス削減推進法」が10月に施行された。
小売店で始まった、消費期限が近い食品の購入に対し、ポイントを付与することや、商習慣「3分の1ルール」の緩和といった取り組みが話題となっている。
また、土用のうなぎや、クリスマスケーキの予約販売も話題だ。
十大ニュースの順位は以下の通り
(1)食品ロス削減推進法の施行
(2)ゲノム編集食品 厚生労働省の届出受付開始
(3)相次ぐ台風で甚大な農業被害
(4)豚コレラ発生でワクチン接種開始
(5)タピオカ大ブーム 「タピる」も流行
(6)ストローなど、プラごみ削減の動き広まる
(7)日本がIWC脱退 商業捕鯨再開
(8)消費増税 食品の軽減税率で混乱
(9)コンビニ24時間営業に限界
(10)食料自給率37% 冷夏の93年度に並び過去最低
選考基準は
▽会員の投票数
▽各種メディアのニュースに登場した頻度
▽歴史的観点から見たニュースの価値・重要性
の3点からなる。
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