野菜廃棄物ゼロ化へ 飼料・肥料化に成功 サラダクラブ2020年1月31日
サラダクラブ(東京都調布市)は、遠州工場(静岡県周智郡)で、「野菜廃棄物ゼロ化」を初めて実現した。
「野菜廃棄物ゼロ化」は、パッケージサラダを製造する際に発生するキャベツの外葉や人参の皮など商品として使用できない野菜の未利用部を、工場内で全て飼料と肥料に変え、酪農家と契約農家に売却し有効活用化する施策。
遠州工場では、3年前から、長期保管が可能な乳牛用の飼料に変える「飼料化」の取り組みを行い、これまでは飼料に適さない野菜は、産業廃棄物処理業者を通じてリサイクルしていた。昨年7月からは新たに発酵分解装置を導入し、工場内で「肥料化」することが可能となり、同工場から出る全ての野菜廃棄物をなくすことに成功した。
今後は2021年度までに、遠州工場含めた7つの直営工場の全てで「野菜廃棄物ゼロ化」をめざす。
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