コメのSBS輸入 落札低調 計5万7000t2020年2月12日
農林水産省は2月7日、第6回コメのSBS(売買同時契約)輸入の結果を公表した。契約予定数量3万tに対して落札数量は9549tにとどまった。
このうち米国産は7118t。うるち精米中粒種が3400t落札し、売渡価格(税抜き、加重平均)は1t16万8704円となった。マークアップ(買入価格との差額)は1kg61円となった。
WTO協定で合意しているコメのミニマム・アクセス輸入枠は77万玄米t。このうち外食用などで利用される精米輸入はSBS(売買同時契約)方式で行われており、米の基本指針で10万tとなっている。
令和元年産のSBS方式の入札はこれまで6回で合計5万3000tあまり。このうち米国産米が4万tと75%を占めている。平成30年度のSBSの落札実績は6万tで予定数量の10万tには満たなかった。今年度も低調に推移している。
また、TPP11発効にともなう豪州産枠は今年度は6000t。これまで5回の入札で3400tが落札している。そのほかにWTO枠でも契約可能だが豪州産は第2回での260t落札にとどまっている。
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