農林水産被害920億円-令和2年7月豪雨2020年7月27日
農林水産省のまとめによると令和2年7月豪雨による農林水産関係の被害額は7月25日13時時点で920億円となっている。都道府県からの報告の同時点でのとりまとめであり、引き続き調査をしている。
熊本県人吉・球磨地域と芦北地域、鹿児島県北薩地域などで河川の氾濫や土砂崩れなどで甚大な被害が出ていることが確認されている。
農作物の被害は25府県から報告があり7000haで25億円となっている。水稲、大豆、ニンジン、トマト、キュウリ、カボチャ、ナス、はっさく、葉たばこなどに被害が出ている。果樹ではモモ、ブドウ、ゆず、栗の樹体に被害があり、3000万円となっている。畜産では牛、豚、鶏の斃死が13万5000頭にのぼり2億7000万円の被害額となっている。
農業用ハウスと附帯施設の損壊は254件、2億円となっている。共同利用施設の損壊や浸水は102件あり被害額は54億円となっている。これら農作物などへの被害は126億8000万円となっている。
農地の損壊は7700か所187億円、農業用施設は4900か所174億円で合計で362億円となっている。
林野関係は林地荒廃が890か所296億円、林道施設3700か所106億円など、あわせて423億円。
水産関係は漁船(15隻)、養殖施設(20件)、水産物(25件)などに7億円の被害が出ている。
農林水産関係の被害は合計で920億円となっている。
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