野上農相がスマート農業などを視察 農研機構2020年10月21日
野上浩太農相は10月12日に農研機構(つくば地区)を訪問し、スマート農業をはじめとする最先端の研究開発、比較栽培試験や遺伝資源保存業務などの現場を視察した。

種苗管理センターでは、品種登録のための栽培試験業務の説明が行われた後、花の新品種の栽培試験の現場を訪問。その後、果樹茶業研究部門で栽培管理の機械化に適したV字樹形、薬剤散布や収穫の作業機を取り付けられる自動走行車両が果樹の間をスムーズに走る様子を確認した。
また、水田の水管理を遠隔・自動制御化するシステムについて担当者から説明を受け、スマートフォンによる操作でほ場への給水が行われる様子を視察。農業技術革新工学研究センターのほ場では、トラクタや田植機、コンバインが遠隔操作で自動走行し、ほ場の中で作業をするデモンストレーションを実施。ドローンを用いたほ場のセンシングについての説明後、実演を行った。

久間和生理事長からは最新の研究トピックスやスマート農業など、現在進行中の研究プロジェクト、今後の同機構の研究構想などを説明。その後、スマート農業などの先端技術とそれらの社会実装について意見交換を行った。
また、健康機能性成分を多く含む食材を使った「NARO Style弁当プチ」や同機構育成品種の果物を使用したサイドメニューを試食した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日