第11回「食品産業もったいない大賞」ミツカンと京都市の食品ロス削減施策が農水大臣官房長賞2023年12月28日
ミツカングループが、協定を結ぶ京都市と取り組んでいる家庭の食品ロス削減に向けた提案「もったい菜漬け・もったい鍋・まるごとベーカリー」が、食品等流通合理化促進機構(食流機構)主催の第11回「食品産業もったいない大賞」で「農林水産省大臣官房長賞」を受賞した。

「食品産業もったいない大賞」は、食品産業の持続可能な発展に向け、「省エネルギー・CO2削減」、「廃棄物の削減・再生利用」、「教育・普及」等の観点から、環境対策に取り組み、顕著な実績を挙げた食品関連事業者等を表彰するもの。
「ミツカンと京都市で協定を結び、家庭の食品ロス削減を提案 野菜を無駄なくおいしく食べつくす!『もったい菜漬け・もったい鍋・まるごとベーカリー』」と題する提案では、野菜の廃棄削減に向け、京都市と京野菜を中心としたレシピを開発。「もったい鍋」は「野菜の皮や芯まで使いきる」提案し、「もったい菜漬け」は「野菜を長持ちさせる」提案など、食品ロス削減に繋がるレシピを開発した。
「九条ねぎ」や「聖護院だいこん」、「京おくら」など京野菜を使ったレシピに加え、一般的な野菜でもレシピを提案し、JA京都中央が販売に注力している「京おくら」は、大幅に生産が拡大。企業からの発信による食品ロス削減と地産地消の振興を掛け合わせた好事例として評価された。
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