業績好調で売上高は9.2%増 バイエル2015年4月14日
4月7日、バイエルホールディング(株)は、2014年度の日本におけるバイエルグループ売上高が、前年比9.2%増の2934億8500万円だったと発表した。
同社、日本バイエル代表のハンスディーター・ハウスナーは「成長戦略を着実に実行してきたことが、素晴らしい結果につながった」と述べている。
同社の農業関連事業の勢いは継続し、売上高は前年比2.8%増の336億2200万円だった。農薬部門では、2014年に水稲用除草剤「ビッグシュアZ」、新規殺虫殺菌剤「エバーゴルワイド」の2製品を発売した。また野菜用の殺虫・殺ダニ剤「モベントフロアブル」も順調に推移した。
エンバイロサイエンス部門は、緑地管理用除草剤「エスプラネードフロアブル」、芝用殺菌剤「インターフェースフロアブル」・「オブテインフロアブル」と、3つの新製品投入が功を奏し、売り上げは好調に推移した。
農業関連事業グループでは、今後もより優れた製品、付加価値の高いサービスを提供することで、農業に従事する人々のベターライフ、日本農業の発展および世界規模での食糧問題解決への貢献を目指していく。
2015年、農業関連事業グループは、農業の未来を担うリーダーの育成を目的として、40カ国100名の若者を招聘する「第2回世界若者農業サミット」の開催や、世界初の農家向け動画コンテスト「YouFarmInternational」を展開するなど、一般社会、特に若い世代が農業への関心を高めるための施策を実施していく方針だ。
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