フランス向け高機能肥料販売事業を買収 住友商事2015年9月1日
住友商事(株)は、欧州地域における農薬販売の基盤強化、事業拡大を図るため、同社の100%子会社SAE社を通じ、イタリア・シプカム社傘下アグロクオリタ社のフランス向け高機能肥料販売事業を買収した。
住友商事の100%子会社で、農薬販売統括会社であるSumi Agro Europe Ltd(SAE社:英国・ロンドン)による同事業の買収は、同社が資本・業務提携しているシプカム社(イタリア・ミラノ)傘下のアグロクオリタ社(フランス)の高機能肥料事業(※)を買収・引き継いだものだ。
SAE社は、傘下に擁する在フランス農薬販売会社SAF社(SAE社フランス支店)に同事業を吸収させることで、事業を展開していく。
フランスの肥料消費量は世界第8位であり、中でも高機能肥料分野は、安心・安全な食品への関心の高まりと共に、年率10%の伸びを示している。
SAF社は1996年の設立以来、果樹・野菜向け農薬を中心に事業を拡大してきたが、同事業の獲得により、トウモロコシ、小麦などの穀物向けの高機能肥料(殺虫剤との混合品含むマイクログラニュールなど)を新たに加え、商品ポートフォリオの拡充を図っていく。
※窒素やカリウムなどを主成分とする一般的な肥料とは異なり、鉄やマンガンなどの元素(光合成や呼吸など植物の生理活動に必須)を含む、作物の生育を促進する物質。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(10月1日付)2025年9月19日
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年9月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】トランプ流企業統治改変の怪しさと日本への影響2025年9月19日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋まき小麦防除のポイント 除草とカビ対策を2025年9月19日
-
農業土木・鳥獣対策でプロフェッショナル型キャリア採用 課長級の即戦力を募集 神戸市2025年9月19日
-
「ヒノヒカリ」2万9340円 JAおおいたが概算金 営農支援が骨子2025年9月19日
-
米価下落に不安の声 生産委員 食糧部会2025年9月19日
-
【石破首相退陣に思う】地方創生、もっと議論したかった 日本共産党 田村貴昭衆議院議員2025年9月19日
-
配合飼料供給価格 トン当たり約550円値下げ 2025年10~12月期 JA全農2025年9月19日
-
(453)「闇」の復権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月19日
-
「1粒1粒 愛をコメて」来年産に向けた取り組み 令和7年度 水稲高温対策検討会を開催 JA全農ひろしま2025年9月19日
-
9月21日に第6回「ひろしまの旬を楽しむ野菜市」 「3-R」循環野菜や広島県産野菜を販売 JA全農ひろしま2025年9月19日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」熊本市で27日に開催2025年9月19日
-
「長崎県産和牛フェア」東京・大阪の直営飲食店舗で開催 JA全農2025年9月19日
-
大阪・関西万博で「2027年国際園芸博覧会展 未来につなぐ花き文化展示」開催 国際園芸博覧会協会2025年9月19日
-
東京科学大学と包括連携協定を締結 農研機構2025年9月19日
-
日本の稲作を支えるデジタル技術を大阪・関西万博で紹介 BASFジャパン2025年9月19日
-
素材のおいしさ大切に 農協シリーズ「信州あづみ野のむヨーグルト」など新発売 協同乳業2025年9月19日
-
オートノマス水素燃料電池トラクタを万博で初披露 クボタ2025年9月19日
-
農業の未来を包装資材で応援「第15回 農業WEEK」出展 エフピコチューパ2025年9月19日