多収に効果 葉面散布用液体肥料「グルハートプラス」2016年7月6日
味の素(株)は7月1日から葉面散布用液体肥料「グルハートプラス」を発売している。既存のグルハートより、グルタミン酸が約3倍多いため、収量の増加などの効果に期待できる。
グルハートプラスは、雨天や低温時などの植物の生育不良の更なる改善を目指し、従来のグルハートよりグルタミン酸を約3倍に増量。また窒素、リン酸、カリウムを配合し、製品強化を図った。収量の増加やバレイショ、タマネギの大玉化に寄与するなどの効果が期待できる。
同社はうま味成分のグルタミン酸をサトウキビやキャッサバなどの原料に微生物を用いた発酵法によって生産している。この過程でグルタミン酸やミネラルなどの栄養素を含む発酵液が生成される。従来のグルハートはこの発酵液を原料に作っている。
(写真)グルハートプラス、散布イメージ図
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