シンポ『植物保護ハイビジョン-2017』2017年7月27日
(公財)報農会は9月13日、東京都北区の「北とぴあ」において、シンポジウム『植物保護ハイビジョン-2017』~加速するグローバル化に対応するIPMの進展~を開催する。
グローバル化の加速が、輸入農産物の増加や病害虫の侵入・定着リスクを招いており、一方では不安定な国際情勢や拡大する気候変動から、食料自給率の向上が求められている。
国際競争力を高めながら、持続可能な農業を堅持するには、生産コストの削減と生産物の高品質・高付加価値化が不可欠だろう。植物保護分野では、この難問解決にあたり、IPMを「絵に描いた餅」から「生産現場の切り札」に展開すべく、努力が続けられている。
こうした情勢を踏まえ9月13日に、第32回報農会シンポジウム『植物保護ハイビジョン-2017』~加速するグローバル化に対応するIPMの進展~が開催される。
◎シンポジウム概要
・主催:(公財)報農会
・協賛:日本応用動物昆虫学会、日本植物病理学会、日本農薬学会、日本雑草学会
・日時:平成29年9月13日(水)10:00~17:00
・場所:「北とぴあ」つつじホール(東京都北区王子1-11-1)
・講演
1.農薬登録の国際調和:農林水産省農薬対策室 古畑徹氏
2.海外での病害虫発生と生物農薬の使用・IPMの現場について:三井物産(株)アグリサイエンス事業部 平田秀嗣氏
3.侵入害虫クビアカツヤカミキリの被害状況と防除対策:森林研究・整備機構森林総合研究所 加賀谷悦子氏
4.アミノ酸による作物の病害抵抗性誘導:農研機構生物機能利用研究部門 瀬尾茂美氏
5.Bacillus属等微生物を用いた病害防除とその展望:農研機構中央農業研究センター 吉田重信氏
・参加費:一般2000円、学生は事前申込み無料、当日1000円。
本件に関する問い合わせは、(公財)報農会事務局、TEL:042-452-7773まで。
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