米の民間在庫量 148万t 備蓄米放出で前年比プラスに 農水省2025年7月3日
農水省は6月30日に米の民間在庫量や販売数量などを公表した。
毎月公表している民間在庫量は、▽500t以上の集荷業者、▽4000t以上の卸売業者が対象で民間の流通在庫全体の75%をカバーしている。
5月末の民間在庫量は148万tで前年同月に比べ3万t増加した。前年同月比でプラスとなったのは2023年8月以来、33か月ぶり。
ただし、政府が売渡した備蓄米の在庫分が19.7万tある。これを除くと128万tで前年同月に比べ17万tの減となる。
備蓄米放出という、いわば「力技で在庫を回復させた」(農水省)が、148万tの水準は過去3番目の低水準で在庫率は22%となる。
出荷段階の在庫は109万tで前年同月比3万t減、販売段階は39万tで同6万t増となった。
米穀販売事業者の米の販売数量は前年同月比91.6%。うち小売事業者向けは同92.7%、中食・外食事業者向けは同90.0%となった。販売数量は昨年9月から前年比割れが続いている。品薄感により卸業者の販売抑制の影響も考えられる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































