伊藤忠商事 昆虫テクノロジー企業「ムスカ」とパート ナーシップ提携2019年5月8日
伊藤忠商事は、昆虫を用いた100%バイオマスリサイクルシステムを開発した(株)ムスカ(福岡県福岡市) に出資し、戦略的事業パートナーとなった。
ムスカは旧ソ連の宇宙開発関連技術を起源とする昆虫(イエバエの幼虫)を活用した100%バイオマスリサイクルシステムを確立した昆虫テクノロジー企業。
一般的に家畜の排泄物を原料としてつくる堆肥は、微生物の活動により最低2~3か月程度かかる。さらに、堆肥になる過程で温室効果ガスが排出されるが、ムスカの昆虫を活用したシステムの場合、1週間程度と短期間で肥料化できる上、昆虫の消化酵素により分解されるため、温室効果ガスの発生量も抑えることが可能。このシステムで成長した昆虫は、畜産農家や魚の養殖業者に提供され、供給限界に近づく飼料市場にも貢献するという。
伊藤忠商事は、ムスカへの出資に加えて、国内初となるムスカのバイオマスリサイクル設備の第1号プラントへの参画を検討。また、既存事業やビジネスとの相乗効果をにより、 将来の食糧危機の解消や世界の持続可能な発展に向けた循環型社会の実現を目指す。
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