畑作用殺菌剤「イントレックス フロアブル」発売 BASF2019年10月2日
BASFジャパン(東京都中央区)は10月1日、畑作用の新規殺菌剤「イントレックス(R)フロアブル」を発売した。小麦の赤さび病、雪腐病、てんさいの葉腐病、根腐病など主に北海道で問題になっている畑作物の病害の防除に高い予防、治療的効果を発揮する。
BASFが開発した新規有効成分ゼミウム(R)(成分名:フルキサピロキサド)を含むSDHI系統の殺菌剤。北海道を中心に発生している小麦の赤さび病の防除では、SDHI系統の薬剤はほとんど使われていないことから、耐性菌管理の新たな手段として注目される。
浸達性と移行性に優れた有効成分のゼミウム(R)は、植物体の表面に速やかに強く吸着し、散布時に薬剤が接触しなかった部分にも成分がいきわたる。また、すぐに取り込まれない有効成分は葉の表面に結合し、徐々に吸収。残効性に優れ、作物を長期的に保護し病気の発生を防ぐ。
BASFジャパンアグロソリューション事業部マーケティング部ディビジョンヘッドの野田信介氏は「この新規殺菌剤は生産者にとって小麦の赤さび病の防除における有効な新しい選択肢となる」と話している。
(写真)小麦赤さび病などに有効な新規殺菌剤「イントレックス(R)フロアブル」
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