経常利益44.2%増 2020年3月期決算短信 エス・ディー・エス バイオテック2020年5月7日
エス・ディー・エス バイオテックは5月1日、2020年3月期決算短信を発表した。
同事業年度における同社の売上高は123億8700万円で前年比8億200万円増の同6.9%増。営業利益は10億7400万円で前年比9000万円増の同9.2%増となった。さらに、中国の関連会社からの受取配当金を計上したことで、経常利益は14億5500万円で前年比4億4600万円増の同44.2%増。同期純利益は11億8700万円で前年比7億9600万円増の同203.5%増となった。
品目別の販売実績は以下の通り。
・殺菌剤
売上高は41億8700万円で前年比10億8500万円増の同35.0%増。これは主に、横浜工場原体製造設備の稼働を再開したことにより、海外向けダコニール関連剤(原体及び製剤)の出荷が増加したため。
・水稲除草剤
売上高は44億円で前年比7億9600万円増の同22.0%増。これは主に、国内向け水稲除草剤原体の販売が好調に推移していることに加え、近年のベンゾビシクロン海外農薬登録国拡大に伴い海外販売数量が増加したため。また、2019年11月にベンゾビシクロンの登録を新たに取得したトルコ向けの出荷を開始した。
・緑化関連剤
売上高は26億3100万円で前年比7600万円増の同3.0%増。2018年2月の工場事故の発生により前期に早期引き取りが生じた国内向けダコグリーン顆粒水和剤の出荷調整による減収があったが、海外向けダクタール原体の販売が好調に推移したことによるもの。
・殺虫剤
売上高は6億2400万円で前年比1億3200万円減の同17.5%減。これは主に、D-D関連剤の出荷が減少したため。
・その他
売上高は5億4300万円で前年比10億2200万円減の同65.3%減。これは主に、ダコニール原材料の出荷が減少したため。
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