暖冬傾向で前年を上回る 外食産業 2月の動向2019年4月3日
(一社)日本フードサービス協会は、同協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査の平成31年2月度の集計結果をまとめた。
2月は、暖冬傾向で気温が高く、天候が安定していたことが外食需要の下支えとなり、ファーストフードを中心に堅調に推移。全体の売上は、101.9%と30か月連続で前年を上回った。
ファーストフードを中心に導入が進む宅配代行サービスやQR決済の売上も、全体の売上への効果は限定的だが伸長している。
業態別に見ると次の通り。
【ファーストフード】
前年比102.4%。ハンバーガーなど「洋風」カテゴリーは、期間限定商品やお得なランチセットが好調で宅配代行サービスも伸びた。「和風」は、定食メニューの好調や割引パスポートの販売効果で客単価が上昇。そばやうどんなど「麺類」は、店舗数の増加や新メニューの強化、CM効果により101.7%アップした。
【ファミリーレストラン業態】
全体売上は101.1%と前年を上回ったが、業種別では、「洋風」「和風」で各社まちまち。期間限定品やフェア品が堅調な一方、集客が振るわなかったことから、「洋風」は売上が100.5%、「和風」は、99.6%と前年を下回った。なお、「中華」はテレビCM効果で104.1%、「焼き肉」は、店舗増もあり102%と引き続き好調だった。
【パブ・居酒屋業態】
飲酒業態では週末需要が堅調で「パブ・ビアホール」は売上104%、「居酒屋」は春節のインバウンド需要もあり101.9%。
【ディナーレストラン業態】
鍋のお得キャンペーンなど集客が堅調で101.9%。
【喫茶業態】
プレゼントキャンペーンやフードメニューの強化により101.2%だった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(154)-改正食料・農業・農村基本法(40)-2025年8月9日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(71)【防除学習帖】第310回2025年8月9日
-
農薬の正しい使い方(44)【今さら聞けない営農情報】第310回2025年8月9日
-
JA全農が千葉県成田市でドローン実演会 KDDIと提携で農業用ドローン活用を加速2025年8月8日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 山口県2025年8月8日
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年8月8日
-
【注意報】ナシにハダニ類 県下全域で多発のおそれ 鳥取県2025年8月8日
-
【注意報】いねに斑点米カメムシ類 全域で多発のおそれ 山形県2025年8月8日
-
農水省幹部 需要見通し誤りを謝罪 自民部会2025年8月8日
-
トランプ関税で支援求める 自民党対策本部でJA全中2025年8月8日
-
(447)孤独担当大臣と「チャッピー」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月8日
-
廃棄カキ殻を米・野菜・畜産飼料に再利用 万博で「里海のある未来」PR 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会2025年8月8日
-
JAガソリンスタンド給油キャンペーン スマートウォッチや折り畳み自転車が当たる JA全農にいがた2025年8月8日
-
北海道上川の夏の恵み「JAグループかみかわフェア」開催 JA全農2025年8月8日
-
東京農大で「農作業事故体験VR」を活用 学生の安全意識向上と学びを支援 JA共済連2025年8月8日
-
2025年度JA営農指導実践熊本県大会開催 JA熊本中央会2025年8月8日
-
機能強化したピーマン収穫ロボット JA全農いわてに導入 AGRIST2025年8月8日
-
愛知県産メロン501玉 県内の全児童養護施設へ寄贈 JA愛知信連2025年8月8日
-
スマート農業体験イベントを開催 「農業WEEK」と連携 スマート農業イノベーション推進会議2025年8月8日
-
新米シーズンに向け新デザイン米袋3種を発売 アサヒパック2025年8月8日