持続可能な産業支援へ 酒蔵の酒米購入費用を負担 SAKE HUNDRED2020年10月2日
日本酒に特化した事業を展開する(株)Clearが展開する日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は9月30日、持続可能な産業支援の取り組みとしてパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担すると発表した。
同社は、地域支援型農業(CSA)による持続可能な農業支援の考え方に共感し、自社ブランドの商品開発におけるパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担する。
日本酒の製造における酒蔵のキャッシュフローは、酒米の買付から製造・販売までに必要な期間が長く、現金回収までに一定の時間を要することから経営コストが高くなる。新型コロナウィルスの影響で飲食店を中心とした売上が落ち込み、結果として酒蔵の資金繰りが厳しくなり、経営困難となるリスクが高まっている。
今回の取り組みにより、酒蔵のキャッシュフローにおけるリスクを分散しパートナー酒蔵の経営の安定化の一助となることをめざす。また、今後は、新たなパートナー酒蔵との商品開発における初期ロット分の酒米費用を負担するなど、酒蔵が低リスクで商品開発できる環境を整え、持続可能な産業としての発展をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日