持続可能な産業支援へ 酒蔵の酒米購入費用を負担 SAKE HUNDRED2020年10月2日
日本酒に特化した事業を展開する(株)Clearが展開する日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は9月30日、持続可能な産業支援の取り組みとしてパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担すると発表した。
同社は、地域支援型農業(CSA)による持続可能な農業支援の考え方に共感し、自社ブランドの商品開発におけるパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担する。
日本酒の製造における酒蔵のキャッシュフローは、酒米の買付から製造・販売までに必要な期間が長く、現金回収までに一定の時間を要することから経営コストが高くなる。新型コロナウィルスの影響で飲食店を中心とした売上が落ち込み、結果として酒蔵の資金繰りが厳しくなり、経営困難となるリスクが高まっている。
今回の取り組みにより、酒蔵のキャッシュフローにおけるリスクを分散しパートナー酒蔵の経営の安定化の一助となることをめざす。また、今後は、新たなパートナー酒蔵との商品開発における初期ロット分の酒米費用を負担するなど、酒蔵が低リスクで商品開発できる環境を整え、持続可能な産業としての発展をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
飼料用米作付け 前年比53%減 戦略作物 軒並み減2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
SNS選挙に潜む政治の劣化【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月14日
-
【今川直人・農協の核心】集団個性(アイデンテテイ-)としての社会貢献(2)2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日
-
利用者と作り手が交流 オリジナル商品の「推し菓子」オンライン投票 パルシステム東京2025年10月14日
-
台風15号被害で静岡県へ義援金 県庁で贈呈式 パルシステム静岡2025年10月14日