持続可能な産業支援へ 酒蔵の酒米購入費用を負担 SAKE HUNDRED2020年10月2日
日本酒に特化した事業を展開する(株)Clearが展開する日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は9月30日、持続可能な産業支援の取り組みとしてパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担すると発表した。
同社は、地域支援型農業(CSA)による持続可能な農業支援の考え方に共感し、自社ブランドの商品開発におけるパートナー酒蔵に対して、酒米購入費用の一部または全てを負担する。
日本酒の製造における酒蔵のキャッシュフローは、酒米の買付から製造・販売までに必要な期間が長く、現金回収までに一定の時間を要することから経営コストが高くなる。新型コロナウィルスの影響で飲食店を中心とした売上が落ち込み、結果として酒蔵の資金繰りが厳しくなり、経営困難となるリスクが高まっている。
今回の取り組みにより、酒蔵のキャッシュフローにおけるリスクを分散しパートナー酒蔵の経営の安定化の一助となることをめざす。また、今後は、新たなパートナー酒蔵との商品開発における初期ロット分の酒米費用を負担するなど、酒蔵が低リスクで商品開発できる環境を整え、持続可能な産業としての発展をめざす。
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