8月29日は「馬肉を愛する日」 日本初、馬肉の記念日を制定 若丸2021年5月20日
1919年(大正8年)に創業で馬刺し・馬肉製品を全国へ販売する(株)若丸(長野県上伊那郡飯島町)は、日本記念日協会の登録審査を経て8月29日を「馬肉を愛する日」として記念日登録し、5月18日に登録証授与式を行った。
記念日登録証授与式で。日本記念日協会の加瀬代表理事と若丸の下平社長
授与式では、日本記念日協会の加瀬代表理事から同社の下平泰司社長に記念日登録証を授与。「馬肉を愛する日」の制定について、それぞれの立場から挨拶し、加瀬氏は「馬肉に関する記念日は日本で初めて。馬肉を愛するというネーミングに下平社長の馬肉への愛を感じた」と伝えた。また、下平社長は「この記念日制定をきっかけに健康食としてニーズが高まっている馬肉の認知を広め、全国に馬肉食文化が広まって欲しい。今年はコロナ禍であることも踏まえ、オンラインのイベントを企画したい。法人名を付けずに、馬肉を愛する日と命名することで汎用性を高めたので、より多くの人に記念日を知ってもらい利用して盛り上げてもらいたい」と語った。
信州では、古くから馬肉を食べる文化があり、同社のある伊那谷では、「馬刺し」だけでなく「おたぐり(馬モツの煮込み)」も郷土料理として知られる。十数年前は馬肉を生で食べることに対して全国的な認知はあまりなかったが、同社は、冷凍技術の進化と物流網の発達で、鮮度を保って全国へ配送できるようになったことをきっかけに、「馬刺し」の全国配送を20年前に実現。近年では馬肉が低カロリー・低脂肪かつ高タンパクなことから、健康食として見直され需要も高まっている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日