規格外農産物を有効活用 糀甘酒と高糖度トマトのスムージーを新発売2021年7月6日
NSGグループが支援する農業法人のベジ・アビオ(新潟市北区)と、糀甘酒専門店の古町糀製造所(新潟市中央区)は、共同開発した糀ドリンク「とマとマとマと スムージー」を新発売。古町糀製造所の古町本店で夏季限定で販売する。
糀ドリンク「とマとマとマと スムージー」
ベジ・アビオは、糖度10度を超える高糖度トマト「とマとマとマと」を新潟市北区で生産し、新潟県内のスーパーや直売所で販売。年間の生産量の約20トンのうち約5%は傷や奇形、やわらかいトマトが発生し、規格外品として正規価格では販売できない。特にやわらかいトマトは市場にも出せず、一部廃棄していたが、フードロス防止の観点から、今年度より、規格外品のトマトを冷凍保存し活用方法を模索していたところ、古町糀製造所と、冷凍トマトを使った商品を考案した。
「とマとマとマと スムージー」(600円・税込)は、糀と高糖度トマトをミックスして作られたスムージー。糀は、腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境の改善に寄与するほか、ビタミン類の生成により美肌効果もあることで知られている。糀は、スムージーと、トッピングのホイップにも入っており、高糖度トマトを乾燥させたドライトマトは無添加。スムージーの甘みは糀とトマトによるもので、砂糖は使わない自然な甘みを楽しめる。「とマとマとマと スムージー」は夏季限定販売だが、引き続き廃棄を減らせるよう、取り組んでいく。
高糖度の「とマとマとマと」
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