全国の農家を応援するWEBサイト「モテビト農家育成プロジェクト」開設2021年7月9日
飲食店総合支援会社の株式会社フードコネクション(東京都目黒区)は、全国の農家を応援するWEBサイト「モテビト農家育成プロジェクト」を開設。農家の生の声を発信し、消費者に届けるサービスで、消費者から支持されるモテる農家「モテビト農家」を一人でも多く誕生させることをめざしている。
農業従事者の数は、年々減少。農林水産省によると、2020年2月1日時点で152万人で、2015年と比較して23.1%減った。農業従事者の高齢化が進み、若い世代の農業従事者を増やす対策を国も協議しているが、農業には「休みがなくきつそう」「収入が不安定そう」などネガティブなイメージもある。一方で、同社は農家と直接ふれあい、生の声を聞く中で、一般的なイメージと異なり、「生活は割と安定している」「やりがいがあって楽しい」「結構稼げる」「休みもしっかり取れてプライベートも充実している」「農家になって良かった」などの声を聞いてきた。そこで同社は、農業にネガティブなイメージを抱くのは「現状をそもそも知らないからではないか」と考え、「もっと農業の魅力を伝えたい」という農業者自身の声を発信する場として「モテビト農家育成プロジェクト」を立ち上げた。5月11日から先行エントリーを開始したところ、すでに160人以上の農家が応募している。
同プロジェクトは、各農家に1ページを無料で提供し、農作物の紹介や農業に関するエピソード、就農中やプライベートの画像などを多角的に情報発信してもらう。また、農家とユーザー(消費者)が、コメント機能で直接コミュニケーションでき、サイトでのやりとりを通じて、ユーザーはこだわりの野菜を直接購入することも可能。農家は、産直サイトなどでは必要な手数料なしで販売できる。また、ユーザーは気に入った農家へ投票でき、部門別でランキングを表示。ランクインした農家には、特典や特集掲載もあり、エンターテインメント性の高い仕掛けでユーザーを飽きさせず、農家には励みになる仕組みを提供する。
農家の参加条件は、「農業を盛り上げていきたい!」という思いがあること、他の農家をリスペクトできること、農業の実務についていることの3点。また、今後はWEBサイトに続くプロジェクト第2弾として、YouTubeチャンネルを8月中に開設。サイトでランキング上位になった農家を紹介する番組などを配信し、2022年までに農家の登録者数500人をめざす。
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