新感覚お茶体験を提供「棚田茶泊」のクラウドファンディング開始 ソニー2021年7月19日
ソニーは、 スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」の一環として、東京大学の学生と、(一社)Ignite Your Ambition、棚田オーナー、新潟県十日町市の人々による「棚田茶泊」のクラウドファンディング支援を、同社のウェブマーケティングサイト「First Flight」で開始。8月26日まで支援者を募っている。
ソニーと東京大学大学院工学系研究科は社会連携講座を開講しており、「棚田茶泊」は講座2期生の学生が生み出したアイデア。十日町の棚田の魅力をもっと多くの人に知ってもらおうと始めた「棚田茶泊」プロジェクトは、棚田オーナーの阿久澤氏の里山の価値を届けたいという思いに共鳴し、棚田の活用をめざしている。
「棚田茶泊」の支援プランでは、「棚田の絶景<儀明の棚田>」「新感覚のお茶体験<吸う神目箒茶>」「こだわりの古民家に特別価格で宿泊<トロノキハウス>」の3つの体験を楽しめる。
完全貸切で、新潟県十日町市の棚田の名所「儀明(ぎみょう)の棚田」の絶景を楽しめる体験は、山桜が水田の中央にたたずむ美しい景観で知られる「儀明の棚田」を長時間ゆったりと眺めるもの。雄大な自然景観と人の営みが織りなす棚田の景観美に心が癒される体験を提供する。
また、新感覚のお茶体験「吸う神目箒茶」は、十日町市特産のハーブ「神目箒」に熱を加えて気化することで、洗練された神目箒茶の香りをより深く楽しめる。儀明の棚田を貸し切った特別な空間で、抽出されたお茶の香りをゆっくりと吸いながら、心がほどけていく感覚を体験できる。
さらに、該当プランの支援者は、古民家「トロノキハウス」に特別価格で宿泊できる。「トロノキハウス」は、儀明の棚田から徒歩13分の場所にある古民家を再生した農家民宿。世界各地のホテル経営に携わった宿主のノウハウを活かした洗練された空間で、ゆったりと贅沢な里山時間を過ごせる。また、宿泊中は、棚田の保全活動に積極的に取り組んでいる宿主から話を聞くこともできる。
「棚田茶泊」は、3つの体験を楽しめる
◎クラウドファンディング概要
期間:7月15日〜8月26日
プラン:
・儀明の棚田での 「吸う神目箒茶」体験会
・儀明の棚田での「吸う神目箒茶」体験会に加え、「トロノキハウス」の宿泊優待
・都内での「吸う神目箒茶」体験会
※この他、プロジェクト応援のためのプランもあり。
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