元K-1ファイターが耕作放棄地問題の解決へCF開始 AGARU農業2021年7月26日
AGARU group株式会社(群馬県前橋市)は7月21日、自社で運営する事業「AGARU農業」で、前橋市の耕作放棄地を農地に変えるプロジェクトを、クラウドファンディングのCAMPFIREで開始。新しくビニールハウスを建設するための費用を8月27日まで募集している。
AGARU農業は、群馬県の耕作放棄地の問題を解決するため、耕作放棄地の農地化事業を実施。また、人材不足が深刻な農業業界で女性、外国人就労者、20代の若者などを積極的に採用することで農業の良さをPRしている。
今回のプロジェクトは前橋市にある新たな耕作放棄地を農地に変えるため、新しくビニールハウスを建設する費用を募集。耕作放棄地があることで、獣害被害や害虫の発生で周辺農地への被害が拡大したり、廃棄物の不法投棄の原因、災害の危険性が増加するなど、さまざまな問題を含んでいるが、今回のプロジェクトは日本の耕作放棄地の問題を減らす一歩となることをめざしている。
同社代表取締役の神戸翔太さんは、元K-1ファイターで2020年10月に前橋市の耕作放棄地を借り、新規で農業を始めた。現在は、農業従事者の高齢化に伴い増加している使われなくなった畑の有効活用や農業界が抱える新規参入障壁、雇用確保の問題などに正面から取り組んでいる。
プロジェクト「あの元K-1ファイターが農家に挑戦!!【地元:郡馬県の耕作放棄地を再生したい!】」では、目標金額100万円をめざす。リターンは、「野菜詰め合わせセット」(5000円)、「ネオキックパーソナルトレーニング1回分」(5000円)、「農業体験」(1万円)など。
クラウドファンディング リターン例
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