JA直売所で余った農産物を東武池袋駅で販売 本格運用開始 コークッキング2021年7月28日
フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営するコークッキング、東松山市、東武鉄道株式会社、JA埼玉中央、大東文化大学は8月2日、産官学連携で食品ロス削減をめざす「TABETEレスキュー直売所」の本格運用を開始。同日、関係5者の協定締結式を開く。
「TABETEレスキュー直売所」の取り組みは、東松山市周辺の直売所で売れ残った農産物をコークッキングが買い取り、東武東上線森林公園駅から列車で池袋駅に輸送。都心の消費者に特別価格で販売し、食品ロス削減をめざすもの。今回の本格運用は、3月と6月に行われた実証実験の結果を受けて始める。
東松山市は梨や栗をはじめとする果樹と野菜の産地で、県内でも指折りの販売額を誇るJA埼玉中央の農産物直売所がある。直売所では、閉店後に売れ残った農産物は農家が引き取るのが通例で、まだ商品価値があっても多くは廃棄されていた。そこで、農産物の食品ロス削減のため、5者で協議した結果、今回の取り組みが始まった。本格運用は8月2日から始まり、東武東上線池袋駅南口改札の券売機前で18時30分〜20時30分ごろに販売。営業は毎週月曜日、水曜日、金曜日(祝日を除く)。
直売所で余った野菜を東武東上線で輸送し都心で販売
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