コロナ禍の農家応援 プレゼント企画などSNS活用で支援実施 農機具王2021年7月30日
中古農機具の買取販売専門店「農機具王」を全国で20店舗展開している株式会社リンクは、コロナ禍で売上が低迷する農家を応援するため、SNSを活用したプレゼントキャンペーンなどを実施。一連の活動で生まれた、農家にプラスとなった効果について報告している。
うかい農園のメンバー
2020年からスタートした同キャンペーンは、同社のSNSから参加すると抽選で新鮮な採れたて野菜や果物をプレゼントするもの。当初1000人に満たなかったTwitterとInstagramのフォロワー数が、今年7月27日現在でTwitterが2万8772フォロワー、Instagramが9754フォロワーとなり、合計で3万8000フォロワーを突破。同社は、多くの人に農家や農作物の魅力を伝えることができていると実感している。
同キャンペーンのプレゼントには21の農家が参加。はじかみ生姜と銀杏を提供したうかい農園(愛知県)の鵜飼愛華さんは「今回のキャンペーンで、TwitterやInstagramでプレゼントした野菜のお料理の投稿をしてくださる方も多く、私達の励みになった。そこからさらにフォローしてくださった方々にも、うかい農園を認知して頂く事が増えたので、大変嬉しい」とコメント。 また、生ワサビとお惣菜セットを提供した、ワサビのゆうちゃん(静岡県)は、「普段は市場出荷がメインなので消費者の方の生の声を聞くことができないが、温かいコメントが生産者としても、とても嬉しかった」と話している。一方、茨城県の市川蓮根は、キャンペーン開始後にNHK茨城放送の「いば6」で紹介され、反響を呼んだという。
地域密着で営業する「農機具王」は、多くの農家と密な関係を作り、日本の第一次産業を盛り上げるために今回のキャンペーンを実施。キャンペーンの活動については、SNSなどを通じて多くの感謝や励まし、「いいね」などの反響の声が寄せられた。
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