細胞農業・培養肉に関する学術集会「第3回細胞農業会議」開催2021年8月4日
日本細胞農業協会と培養食料研究会は8月29日、細胞農業・培養肉に関する学術集会「第3回細胞農業会議」をオンラインで開催する。
細胞農業(セルアグリ)は、従来家畜や水産資源など動物個体から得ていた生産物を、特定の細胞を培養することで収穫する生産方法のこと。今後の人口増加に伴い、持続可能な新しい食の生産体系として注目されており、「培養肉」をはじめ、サーモンやエビなどの「培養魚介」の研究開発も進んでいる。
国内で培養肉は市場に出ていないが、2020年12月にシンガポールで、培養鶏肉の販売認可が下りたことを皮切りに、アメリカやイスラエルで工業生産設備の開設と販売許認可に向けた動きが活発化しており、今後、規制の確立とともに製品化や上市が進むことが予想される。
同イベントでは、各分野の第一人者である清水達也氏(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授)、竹内昌治氏(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)、武部貴則氏(東京医科歯科大学 統合研究機構 教授)、永井健治氏(大阪大学産業科学研究所 教授)、古川英光氏(山形大学大学院理工学研究科機械システム工学専攻 教授)を迎え、再生医療から3Dプリンターまで最先端の研究内容を講演する。また、細胞農業の研究に取り組む学生などによる発表を企画している。
<開催概要>
日時:8月29日10:00~16:00
場所:オンライン開催
参加費:一般 3000円、協会/LINK-J会員 1000円、学生 0円
参加申し込み:申込みフォームから
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