鳥取県の3町が連携し農泊PR「とっとり3町農泊」実施2021年8月4日
鳥取県西部にある日南町と南部町、中部の琴浦町は、農家や古民家、一般の住宅に泊まって観光や交流を楽しめる農泊事業で3町合同のPR活動「とっとり3町農泊」を開始。この秋、農泊の魅力が体験できるモニターツアーのを各町で実施する。
これまで3町は、自然の恵みを受けた伝統的な暮らしの良さと新しい価値を伝えるため、農泊事業を推進してきた。今回の企画では3町それぞれに異なるロケーションと農泊の魅力を体感できる。
日南町は、島根・広島・岡山と県境を接する山間の町で、清らかな渓流には天然記念物のオオサンショウウオも棲む自然豊かな環境がある。宿泊先となるのは登録有形文化財指定の風格あふれる「古民家かつみや」で、自然と遊ぶ季節ごとの体験企画を多彩に用意。子どもと一緒の家族旅行から、山歩きやアウトドアの好きなカップル、一人旅にもおすすめ。
鳥取の西の玄関口・米子から車で約15分の南部町では、里山の景色のなかで過ごすファミリーワーケーションが体験できる。同町は農家や個人宅で手づくりのおもてなしが体験できる「なんぶ里山ステイ」を2019年より推進しており、充実した町のコミュニティスペースも活用して、子どもたちが自然のなかで遊んでいる間に親は仕事ができる。親子ワーケーションをテーマにしたモニターツアーを実施予定。
また、琴浦町では、かやぶき屋根の下で昔ながらの農家の暮らしを体感できる。同町は、名峰・大山の裾野にあり日本海にも面したロケーションで、町内の農村地帯、立子谷では築130余年の住宅を修復した農家民宿「たつこの掌」のモニターツアーを計画している。琴浦町ならではの自然と食の豊かさにこだわった体験プログラムとして、大山の伏流水を生かした豆腐づくりが体験できる。
「とっとり3町農泊」では、日南町・南部町・琴浦町それぞれの農泊ホームぺージとは別に、モニターツアーの実施を想定した専用サイトを8月に開設。3町の異なるロケーションと農泊の魅力をわかりやすく比較しながら見られる入り口ページとなっている。
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