日本の農林水産業を応援「地域づくり基金」助成団体を募集開始 パルシステム2021年8月5日
パルシステム連合会は8月1日、大規模災害被災地域の復興支援や食と農をつなぐ活動、地域の環境保全などを目的とした事業を資金面で助成する「地域づくり基金」の2021年度助成団体の募集を始めた。
有機栽培を行う田んぼに導入した水田除草機の講習会(2019年度助成対象の山形県・庄内協同ファーム)
同資金は、持続可能な地域づくりと日本の農林水産業を応援する取り組み。組合員の商品利用などから生まれる剰余金を「地域づくり基金」として積み立て、各地で活躍するパルシステムと関連のある生産者やメーカー、地域活動団体の事業を資金面で助成している。
基金による助成活動は2000年から始まり、農林水産業の発展、資源循環型社会づくりに活動する団体を対象に、資金面での支援をしてきた。2011年の東日本大震災以降は、被害を受けた産直産地やメーカーなどの取引先も対象に加え、復興支援や放射能被害対策などに役立てられている。
現在運用している「地域づくり基金」は、大規模災害の被災地域の復興を支援する活動や、食と農をつなぐ活動、地域の環境保全活動などを資金面で助成。地域の復興・再生を支援し、日本の持続可能な地域社会づくりと農林水産業の発展に寄与することをめざしている。
助成申請の応募受付は8月1日~9月30日の2か月間。助成対象は、2022年度内の実施事業で、応募締め切り後、「地域づくり基金」運営委員会が選考し、結果は2022年2月上旬までにすべての応募団体へ連絡する。
◎助成対象分野
(1)大規模災害の被災地域の復興を支援する事業
(2)食と農をつなぎ、農山漁村地域の活性化と日本の農林水産業の発展を支援する活動
(3)環境保全及び資源循環型社会づくりを支援する事業
(4)再生可能エネルギーの推進に向けた活動
(5)国内の農林水産業における原発事故を原因とした放射能汚染低減の取り組みを支援する活動
(6)フェアトレードの推進を支援する活動
(7)その他当基金の目的に照らし、運営委員会が適当と判断した事業活動
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】植木類にチュウゴクアミガサハゴロモ 府内で初めて確認 大阪府2025年8月4日
-
【特殊報】カキ園地でチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 奈良県2025年8月4日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 県下全域で多発のおそれ 岐阜県2025年8月4日
-
【注意報】ダイズ、野菜類等にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年8月4日
-
農産物輸出額 牛肉、米など伸び過去最高の8097億円 15.5%増 25年上半期2025年8月4日
-
【Jミルク生乳需給見通し】微増も酷暑で先行き不透明 飲用値上げ、脱粉期末在庫8万トン強2025年8月4日
-
8月の野菜生育状況と価格見通し きゅうり、トマト、ピーマンなど高値傾向 農水省2025年8月4日
-
暑い日はくだもの補給「国産梨フェア」8日から開催 JA全農2025年8月4日
-
国産農畜産物を美味しく「全農親子料理教室」横浜で開催 JA全農2025年8月4日
-
8月8日は夏トマトの日!直営飲食店舗で「夏トマトの日フェア」開催中 JA全農2025年8月4日
-
「JAタウン」で新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年8月4日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」山形県で「尾花沢すいか」を収穫 JAタウン2025年8月4日
-
【推しの子】コラボ 福島県産桃を300個限定販売 JAタウン2025年8月4日
-
外食市場調査6月度 2019年比86.1%前月より10ポイント以上後退2025年8月4日
-
脱炭素の未来を牛から拓く「フードチェーン脱炭素シンポジウム2025〈肉牛編〉」8月27日開催へ エス・ディー・エス バイオテック2025年8月4日
-
サタケの生産支援システム「KOMECT」がクボタ「KSAS」と機能連携2025年8月4日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年8月4日
-
鳥インフル 英ノーフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年8月4日
-
おいしい「夏いちご」日本一は広島県廿日市「冠苺」日本野菜ソムリエ協会2025年8月4日
-
7000人の小学生に「交通安全オンライン授業」配信 こくみん共済 coop2025年8月4日