パルシステムが経理・財務基幹システム「HUE Classic」AC シリーズ導入 ワークス2021年8月18日
株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(WAPE)は、パルシステムへ、経理・財務基幹システム「HUE Classic」ACシリーズをグループ24法人に導入し、運用サービスを開始した。
今回、グループ24法人で同一のシステムを導入し、全組織同時期での稼働開始が実現。グループ同一システムの利用により、従来のシステムから利便性を落とすことなく、データの連携作業や仕訳起票を削減した。また、大規模法人のグループ統一システム運用で必要とされる、連結決算機能などを利用することで、業務の集約化・効率化の実現をめざしている。
パルシステムは、グループ内で使っていた会計システムのメーカー側保守の終了を受け、より効率的で使いやすい製品を導入するプロジェクトを2017年11月に立ち上げ、製品選定に向けた検討を進めてきた。旧システムでは主に「データの手入力が非常に多く、入力作業に時間と多くの人員が割かれている状況」「グル-プ内取引で双方での二重仕訳が発生しており非効率となっていること」「経営報告資料なども含め会計システムから出力される帳票の加工作業に時間を要すること」の3つの課題があり、これらをクリアする視点で後継システムの選定を進めてきた。
パルシステムは次世代の経理・財務基幹システムの採用にあたり、「グループ経営管理を実現するための基盤を構築し、経営業務の効率化を実現する」という目標を立て、選定の基準となっていた「グループ統一で会計ソフトを導入」「決算早期化をグループ全体の目標とする」「インプットとアウトプットについて柔軟性のある設計とする」「業務の省力化と効率化を図る」という4つの柱を満たす同システムを採用した。
今後、パルシステムグループとして「HUE Classic」ACシリーズに対する習熟度を上げていく予定。導入作業期間を経て1年間実運用を行ってきたが、WAPEはこれからの数年を運用の定着化と業務効率化への推進期と位置づけ、グループ全組織統一したシステムを導入したメリットを十分に享受できるよう、引き続き効果的な運用の実現に必要な取り組みを進める。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日