ブロッコリーの芯「6割が食べる」野菜の可食部調査 オイシックス・ラ・大地2021年8月26日
オイシックス・ラ・大地は8月、契約する青果物の生産者50人と一般家庭の男女523人を対象に「野菜の可食部」に関するアンケートを実施。その結果、「ブロッコリーの茎」や「かぶの葉」を、多くの家庭で調理して食べている実態が明らかになった。
調査では、生産者には「一般に捨てられがちな部分をどうやって食べているか」質問。「固い桃は皮ごと食べている」という回答のほか、一般には85%捨てられているピーマンの種は「ひき肉と合わせると分からなくなるのでキーマカレーに」、95%捨てられている玉ねぎの皮は「煮出してお茶に」など、野菜を捨てないレシピやアイディアが寄せられた。
一方、家庭で最も「ここまで食べられる、食べている」との回答があったのは「ブロッコリーの茎」で61%。次いで「かぶの葉」で34%だった。また、ほうれん草や小松菜の軸は生産者が70%そのまま食べているのに対し、家庭では32%しか食べておらず、可食部分に関する知識とそれをどう調理しておいしく食べるための情報提供には、まだ課題があることが分かった。
巣ごもりの影響で家庭での食事回数が増えたり、通勤時間がなくなり調理時間に余裕が生まれている。また、外食自粛のため産地で売り先がなくなった青果を応援消費する取り組みが話題になるなどSDGsへの関心も高まり、家庭での野菜消費のあり方に関心を寄せる人が増えている。同社は、7月からアップサイクル食品のみ販売する食品ロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」を開始。提携先工場の商品製造・加工の過程で出る廃棄野菜を活用したPB商品が好評で、これまでに約2トンの食品ロス削減を達成している。
家庭でブロッコリーの茎を食べるのが「多数派」に
重要な記事
最新の記事
-
(394)Climate stripes(気候ストライプ)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月26日
-
地域医療の実態 診療報酬に反映を JA全厚連が決議2024年7月26日
-
取扱高 過去最高の930億円 日本文化厚生連決算2024年7月26日
-
【人事異動】JA全厚生連 新理事長に歸山好尚氏(7月25日)2024年7月26日
-
【警報】果樹全般に果樹カメムシ類 県下全域で最大限の警戒を 鳥取県2024年7月26日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2024年7月26日
-
今が旬の「夏酒」日本の酒情報館で提案 日本酒造組合中央会2024年7月26日
-
ヤンマーマルシェ、タキイ種苗と食育企画「とりたて野菜の料理教室」開催 カゴメ2024年7月26日
-
「ごろん丸ごと国産みかんヨーグルト」再登場 全国のローソンで発売 北海道乳業2024年7月26日
-
物価高騰が実質消費を抑制 外食産業市場動向調査6月度2024年7月26日
-
農機具王「サマーセール」開催 8月1日から リンク2024年7月26日
-
能登工場で育った「奇跡のぶなしめじ」商品化 25日から数量限定で受注開始 ミスズライフ2024年7月26日
-
東京・茅場町の屋上菜園で「ハーブの日」を楽しむイベント開催 エスビー食品2024年7月26日
-
鳥インフル 米国オハイオ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2024年7月26日
-
大玉すいか販売大幅減 小玉「ピノ・ガール」は前年比146.8% 農業総研2024年7月26日
-
千葉県市原市 特産の梨 担い手確保・育成へ 全国から研修生募集2024年7月26日
-
水産・農畜産振興 自治体との共創事例紹介でウェビナー開催 フーディソン2024年7月26日
-
新規除草剤「ラピディシル」アルゼンチンで農薬登録を取得 住友化学2024年7月26日
-
自由研究に「物流・ITおしごと体験」8月は14回開催 パルシステム連合会2024年7月26日
-
高槻市特産「服部越瓜」の漬け込み作業が最盛期2024年7月26日