生産者と共同開発「嬬恋キャベツ419餃子」新発売 上州・村の駅2021年10月29日
株式会社つつじ庵(群馬県渋川市)が運営する上州・村の駅は10月28日、5周年の特別企画としてキャベツ感たっぷりの冷凍生餃子「嬬恋キャベツ419餃子」を発売。上州・村の駅店舗とオンラインストアで販売している。
幻の嬬恋キャベツ「419」
「嬬恋キャベツ419餃子」は、「幻の嬬恋キャベツ」といわれる育種番号「419」の生産者、羽生田秀利さんと開発された。嬬恋キャベツ419は、キャベツの名産地として知られる嬬恋で作られているキャベツの中でも育成が難しく、傷みやすいため、市場出荷対応が難しい品種。食感はレタスのようにシャキシャキで柔らかく、しっかりした甘みを感じられる。夏の終わりから秋までと生産出荷期間も短く、生で味わえる期間も短い。今回の企画は、「419」ならではのおいしさを簡単調理でいつでも食べられる。
キャベツをそのまま食べているような「嬬恋キャベツ419餃子」
「嬬恋キャベツ419餃子」(18g×15個、972円・税込)は、キャベツの食感を楽しめる超薄皮に具をたっぷり入れており、一口食べると、嬬恋キャベツ419の旨味が溢れだす。主役のキャベツをそのまま食べているような甘味や旨味、食感を引き出せるよう、あえてザク切りに。焼きたてをそのまま何もつけずに食べるのがおすすめで、塩を少しつけてもおいしい。
朝と夜の寒暖の差が大きい嬬恋村干俣で「419」を生産する羽生田さんは「気温の変化がキャベツを美味しくします。それだけでなく、こだわるのは土作り。おいしいだけでなく、栄養たっぷりの野菜を皆様に届けたい。十分に育ったキャベツは朝、収穫したものが一番うまい」と話している。
「嬬恋キャベツ419」生産者の羽生田さん
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日