170万人の会員IDを共通化 コープこうべの決済・循環型ポイントシステムを構築 TMN2021年11月10日
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)の決済システムと循環型ポイントシステムと会員管理システムが、コープこうべに採用され、10月1日からコープこうべの店舗事業、宅配事業などで、新しい決済・ポイントサービスが始まった。
電子マネーとポイント機能が一体となった「コ―ピーカード
TMNは、決済とマーケティングを融合させた情報プロセシング事業を推進し、データの利活用が可能なシステムを提供することで、小売事業者のDXに貢献している。コープこうべは今年、創立100周年を迎えるにあたり計画していた「あらたな決済・ポイントプログラム構築」を、TMNが開発した決済システムとポイント管理システムおよび会員管理システムで実現した。
具体的な取り組みとしては、事業毎に管理していた会員情報を一元化し、会員個人に加え世帯単位の管理を実現。家族一人ひとりの利用状況を把握することで、より効率的なデータ利活用が可能となった。コープこうべ全体としてのキャンペーンや、1 to 1マーケティングによるタイムリーな販促活動に役立てられる。2022年度以降には世帯単位のファミリーステージ制度を導入予定。
ポイント管理では、事業毎に発行していたポイントサービスを一元管理の上、共通化。これにより単一のポイントサービスがあらゆるコープこうべのサービスで利用可能となる。家族内のポイント集約や、会員間のつながり強化への活用を想定し、会員間のポイント交換を新たなサービスとして追加した。
また、これまで分かれていたポイント機能とプリペイド式電子マネー機能を「コーピーカード」1枚に統合。一元化した会員情報により「コーピーカード」をスマートフォンアプリでも展開し、店舗での買い物時に、スマートフォン決済が可能となった。さらに、これまで現金のみだったプリペイド式オリジナル電子マネーカードへのチャージにJ-debitを採用。新たに店頭に設置したチャージ機で、銀行のキャッシュカードからのチャージが可能となったほか、少額の現金引出しができるようになった。
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