学生の新規就農を支援「YUIME Japan」東京農大の授業へ導入2021年11月11日
YUIME株式会社は、東京農業大学 生物産業学部 自然資源経営学科の授業に、同社の一次産業を専門とした課題解決プラットフォーム「YUIME Japan(ゆいめじゃぱん)」が2022年春から導入されることを発表した。
農大に進学する学生の多くは実家が農家ではなく、新規就農を希望する学生を支援する仕組み作りが求められている。全く農業に触れてこなかった学生が就農を目指す場合、実習機会を多く設けてることが必要となるが、講義として農業研修を組むと、団体行動が基本となるため、現場までの移動や受け入れ先のキャパシティから、大学の実習や演習として取り入れることが難しくなりつつある。特に、コロナ禍の影響で団体行動は難しく、個別で実習を大学だけで組むことは難しい。そこで、全国の農家とのネットワークを持つYUIMEと一次産業の現場で即戦力として活躍できる人材を育成し、大学教育の質の向上を図ることをめざす。
具体的には、実務演習の中で、全国の農家から多種多様な営農を学ぶ機会を設けるほか、インターシッププログラムを充実することで、就農のためのプラットフォーム形成を図る。また、就農を推進するためには、仕事だけでなく、農家としてのライフスタイルも学生に見せることを重要視し、自分が農家になったらどのような生活を送るのかをイメージするサポートを行う。さらに、本州の農家から営農や就農に踏み切ったポイント、農業のあるライフスタイルをリアルに学ぶ機会を設けるため、オンラインによる遠隔授業導入を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日