「ウッドデザイン賞2021」農林水産大臣賞など上位賞25点が決定2021年11月25日
第7回を迎えた「ウッドデザイン賞2021」は11月24日、応募作品433点の中から、最優秀賞の、優秀賞、奨励賞の25点を選出。最優秀賞の農林水産大臣賞には、株式会社金丸工務店ほかの作品「URASHIMA VILLAGE」が選ばれた。
最優秀賞の「URASHIMA VILLAGE」(株式会社金丸工務店ほか)
「ウッドデザイン賞」は、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信する顕彰制度。2021年度には、昨年度を越える433点の応募があり、その中から10月14日に191点が「ウッドデザイン賞2021」(入賞)として選出された。
審査委員長の赤池学氏は「多様なステークホルダーの協働による、木材・森林利用の新たな価値創出の流れが台頭してきた。コロナ禍を受け、多くの人々が改めて、持続可能な森川里海が育む不易の価値に目覚め始めている。こうした地域の資源や文化を活かした良質な木造・木質空間による"おもてなしの場" のあり方を、生活者目線、消費者視点で構想し、新たな市場拡大と持続可能な社会構築に向けて実装して欲しい」と総評した。
最優秀賞(農林水産大臣賞)は、「URASHIMA VILLAGE」(株式会社金丸工務店ほか)。また、優秀賞(林野庁長官賞)の「ライフスタイルデザイン部門」には、「タクマビル新館(研修センター)」(株式会社タクマほか)、「木製の冷凍ご飯容器「COBITSU」」(有限会社大橋量器ほか)が選ばれた。
以下、「ハートフルデザイン部門」には「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」(各務原学びの森株式会社ほか)、「ソーシャルデザイン部門」には「木と暮らすデザインKYOTO」(京都市ほか)、「木造大型パネルによる製造・物流・施工の合理化技術」(ウッドステーション株式会社ほか)など、建築・空間/建材・部材、木製品、コミュニケーション、技術・研究の各分野から9作品が選出された。
表彰式は12月8日、環境展示会「エコプロ2021」の特設ステージで開催。また、7年間の「ウッドデザイン賞」の成果を活かし、異業種連携により、木材利用を通じた持続可能な社会の構築を目指す「一般社団法人日本ウッドデザイン協会」(会長:隈 研吾)の設立を発表する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
適用拡大情報 殺虫剤「ロムダンフロアブル」 日本曹達2025年12月25日 -
水稲用一発処理除草剤「トリニティジャンボ」を上市 3剤型体制を構築 石原バイオサイエンス2025年12月25日 -
無コーティング種子湛水直播で業務用米生産を効率化 成果を公表 生研支援センター2025年12月25日 -
地域農業を支える情報インフラ開始「唐沢農機サービス通信」発刊2025年12月25日 -
食品関連事業者と消費者が交流「きょうと食の安心・安全フォーラム」開催 京都府2025年12月25日 -
障害者雇用推進 多様な支援の形を模索 事例検討会を開催 パルシステム神奈川2025年12月25日 -
自律走行AIロボット「Adam」オーストラリア市場へ展開 輝翠2025年12月25日 -
山形県米沢市「年の瀬市」米沢魚市場で27日に開催2025年12月25日 -
韓国の生協と味の文化交流 鶏肉の旨みたっぷり「参鶏湯」が新登場 生活クラブ2025年12月25日 -
コープ共済連「第104回 全国高校サッカー選手権大会」に協賛2025年12月25日 -
ケイトウ「フランマ」シリーズ 営利生産者向け種子を発売 サカタのタネ2025年12月25日 -
JA大井川(静岡県)と協業に向けて協議開始 コメリ2025年12月25日 -
JAアクセラレーター第7期成果発表会「こどもふるさと便」の取り組み発表 ネッスー2025年12月25日 -
「雑穀エキスパート講座」開講20年で全面オンライン化 日本雑穀協会2025年12月25日 -
農機具王「SHIKI FARMERS CLUB」と協業 肥料と農機を適正価格で提供2025年12月25日 -
新米の販売数量 前年比7.5万t減 売れ行き鈍る2025年12月24日 -
「旧姓使用の法制化」が仕掛ける罠【小松泰信・地方の眼力】2025年12月24日


































