牛乳・乳製品消費拡大「I LOVE MILK action2021」展開 全酪連2021年11月25日
全酪連は、新型コロナウイルスの影響などで生乳需給の緩和が懸念されるなか、全酪連グループ全体で取り組む牛乳・乳製品の消費拡大活動「I LOVE MILK action2021」を展開。11月18日~1月31日の期間中、同会職員全体で生乳50トンの牛乳・乳製品を消費することを目標に取り組む。
今回の取組は、支所など地域別に編成したチーム間で期間中、職員一人あたり100キロ相当を目標に牛乳・乳製品消費量を競うもの。職員各自での消費に加え、来客、会議時での牛乳提供、イベント・会食時の牛乳での乾杯推奨、手土産やお歳暮での乳製品ギフト利用など様々な方法で、積極的に消費拡大に取り組む。また、活動のイメージキャラクター「生乳需給刑事 ダツ・バター」が、「飲もうぜ、明日のために、もう一杯」を掛け声に牛乳消費を呼びかけるポスターを全国で掲示するなど、酪農理解醸成や消費促進を呼びかける。
今年の年末年始は、好調な生乳生産に対し、新型コロナウイルスの影響による継続的な需要減退と、学乳休止期による生乳需給が緩和。これにより、Jミルクの試算で12月下旬は全国の乳製品工場で最大限処理を実施すると仮定した場合でも、多くの処理不可能乳が発生する恐れがある。また、新型コロナの影響による業務用需要の減退、それに伴う余乳処理の増加により、国内の乳製品在庫もかつてない高い水準となっている。同アクションを通じ、全酪連グループ全体で牛乳・乳製品の消費拡大をめざす。
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