放熱シート新規生産設備を渋川工場へ導入 生産能力を増強 デンカ2021年11月26日
デンカは、渋川工場(群馬県渋川市)を電子材料の中核生産拠点と位置づけ、放熱シートの新規生産設備を渋川工場へ導入し、生産能力を現在の約2倍に増強することを決定。今後の車載・通信市場における放熱シートの需要拡大に対応し、放熱材料をはじめスペシャリティー事業をさらに強化する。
デンカの渋川工場
同社の放熱シートは、絶縁・放熱材料として車載製品・通信機器など様々な用途で使われている。xEVなどの車載電装機器や、5Gを中心とする通信基地局などで放熱シートの需要はさらに拡大する見通しであることから、同社グループ企業の九州プラスチック工業(熊本県玉名市)から渋川工場への生産移管と新規設備導入による生産能力の増強を決めた。
渋川工場は1951年に塩化ビニル系樹脂の生産拠点として操業開始以降、時代のニーズに合わせて高熱伝導メタルベース基板をはじめとする放熱材料、半導体製造工程用仮固定テープ、アクリル系接着剤など電子材料を中心とした生産拠点に変化し、今年で操業70周年を迎えた。今後は自動生産プロセスの導入や、工場内にある研究開発部門を強化し、車載・通信で求められる高熱伝導・高耐熱・接触熱抵抗低減・高耐圧等を持ち合わせた次世代スペシャリティー製品を開発する。
デンカ放熱シート
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