地域活動を応援 助成金が11制度へ拡大 パルシステムグループ2022年4月27日
パルシステムグループは2021年度、地域で活動するNPOなど226団体へ総額5840万2962円を助成した。助成団体数、総額ともに前年度より59団体1172万2712円と大幅に増加。助成制度は新たに2制度増設され、計11の制度を運用している。
「分かち合いの会in那須」のメンバー
パルシステムグループは、事業活動の基盤となる地域における市民団体の活動を、1990年代から助成制度で応援している。2021年度はパルシステム群馬とパルシステム共済連の2組織が新たな助成金制度を創設し、計11の制度を通じて地域での支援活動の輪を広げた。
パルシステム群馬の「市民活動助成金制度」は、地域で活動する市民活動団体への資金的な応援を目的に創設。2021年は子どもの貧困問題に取り組む「NPO法人ターサ・エデュケーション」など6団体へ139万7,500円を助成した。また、パルシステム共済連の「ささえあい基金」は、社会問題化する貧困格差拡大への対応など支え合える社会づくりを目的に、各種活動に取り組む市民団体やNPO団体への助成金制度として創設され、2021年度は、20団体へ983万円を助成した。
2021年度の助成活動事例として、「埼玉里母の会」(パルシステム埼玉「市民活動支援金」)は、様々な理由で実親と暮らせない子どもたち、その子どもたちを家庭に迎えて養育している多くの里親に対し、当事者同士だからこそ分かり合える悩みを共有し、里子の将来を支援している。また、「分かち合いの会in那須」(パルシステム茨城栃木「くらし活動助成基金」)は、大切な人を失った時の悲しみや死別によって起こる心身反応「グリーフ」からの回復支援「グリーフケア」に取り組んでいる。同会代表者の経験から同じ気持ちを分かち合い、故人や自分と向き合うことで心を整理。「ひとりではない、自分だけではない」と参加者の心の拠り所となっている。
重要な記事
最新の記事
-
江藤農相が辞任 「国民の思い十分にくみ取れなかった」 農業改革 道半ばに無念さも2025年5月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】『今のため』か『念のため』か~令和の米騒動をどう謎解きするか2025年5月21日
-
米の相対取引価格 過去最高の60kg2万7102円 4月2025年5月21日
-
令和7年度JA観光推進協議会全国会議 JA活動支援事業に次ぐ柱を作る 優績4JAを表彰 農協観光(1)2025年5月21日
-
令和7年度JA観光推進協議会全国会議 JA活動支援事業に次ぐ柱を作る 優績4JAを表彰 農協観光(2)2025年5月21日
-
【JA人事】JA函館市亀田(北海道)新組合長に佐藤均氏(3月27日)2025年5月21日
-
コメ高騰と政府の英断【小松泰信・地方の眼力】2025年5月21日
-
【JA人事】JA釧路太田(北海道)新組合長に齋藤泰広氏(5月9日)2025年5月21日
-
備蓄米 全農が97%落札 第3回入札分10万t2025年5月21日
-
「赤城高原レタスを使ったレタスミックス」東北・関東地区のファミリーマートで発売 JA全農2025年5月21日
-
GREEN×EXPO 2027にUR都市機構が参画 2027年国際園芸博覧会協会2025年5月21日
-
BASFの化学品中間体事業本部、欧州のアミン類ポートフォリオを100%再生可能な電力に切り替え2025年5月21日
-
刃に触れずに1秒で開閉する新時代の携帯鎌 クラファンで先行販売 浅香工業2025年5月21日
-
志摩スペイン村で環境にやさしい農法「アクアポニックス」体験プログラム開始2025年5月21日
-
佐渡の本物実感マルシェ「食と文化でつながる佐渡」道の駅あがので開催2025年5月21日
-
甘くてジューシーな旬の味覚 収穫量日本一の「長崎びわ」が最盛期2025年5月21日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション実装プログラムを開始 農水省2025年5月21日
-
うどんこ病に効く新規殺菌剤「フセキワイドフロアブル」を発売 住友化学2025年5月21日
-
象印マホービンなど ウェブページ「Rice or Die」への賛同企業を公開 アサヒパック2025年5月21日
-
北海道最大級の肉フェス「 2025白老牛肉まつり 」6月に開催2025年5月21日