環境負荷低減型早強性混和材「DENKA FASTRONG」販売開始 デンカ2024年6月3日
デンカは、プレキャストコンクリート向け環境負荷低減型早強性混和材「DENKA FASTRONG」を販売開始。高炉スラグなど副産物使用時の初期強度を向上するとともに、蒸気養生時間の短縮を実現する。
プレキャストコンクリートにおける産業副産物の活用と蒸気養生時のCO2削減
建設業界では、労働人口の高齢化・減少に伴う「省力化」やカーボンニュートラルに向けた「CO2削減・環境負荷低減」をキーワードに各社研究開発を行っている。「省力化」においては、建設現場でのコンクリート施工から工場でコンクリート部材を製造する「プレキャストコンクリート」への移行が挙げられ、「CO2削減・環境負荷低減」においては、産業副産物である高炉スラグや産業廃棄物である汚泥焼却灰などの活用が進められている。
特に高炉スラグは、セメントに比べCO2排出量が少ない点やコンクリートの長期強度増進、水密性および化学物質に対する耐久性の向上が期待され、積極的な活用が求められている。
高炉スラグを用いたプレキャストコンクリートの製造が可能になれば、「省力化」や「CO2削減・環境負荷低減」を可能にする環境配慮型コンクリートが実現する。同社は、プレキャストコンクリート製造時における高炉スラグの早期強度増進及び脱型時の強度低下抑制という課題を解決させるため、「DENKA FASTRONG」を開発した。
また「DENKA FASTRONG」は、早期強度増進に起因するコンクリート蒸気養生温度の抑制により、プレキャストコンクリート製造時においてもCO2を削減する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(163)-食料・農業・農村基本計画(5)-2025年10月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(80)【防除学習帖】第319回2025年10月11日
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日