JAおおいたGAP研究など「GAP Japan アワード 2025」受賞者決定 日本GAP協会2025年10月8日
日本GAP協会は、GAP(Good Agri cultural Practices)の普及を一層推進し、持続可能な農業の未来を切り拓く、優れた取り組みを表彰する「GAP Japan アワード 2025」の受賞者を発表。今年度は、JAおおいた GAP研究会(大分県)、株式会社農流研(茨城県)、株式会社光ファーム(茨城県)の3団体に決まった。
同アワードは年に一度、GAPの普及を一層推進し、持続可能な農業の未来を切り拓く、優れた取り組み事例を表彰するもので、「GAP Japan アワード 2025」選考委員会が、3例の優良事例を選定した。
「GAP Japan アワード 2025」受賞者のJAおおいた GAP研究会は、2016年の「GAP普及大賞」受賞時の69農場から、2025年には161農場にまで団体を拡大。総勢85人の指導員体制を整え、職員の異動にも対応できる仕組みを構築するなど、JAの組織力によりJGAPを持続的に拡大している点が評価された。
株式会社農流研は、資材販売に加え、顧客である生産者育成の観点からJGAP取得を指導し、さらには生産者を組織化して販売を行う団体を設立。資材会社が主導してバリューチェーンをつなげ、連携してGAPの取り組みを推進している点が評価された。
また、株式会社光ファームは、GAPを人材育成と組織づくりに活用し、従業員の成長と定着率を高める仕組みを構築した点に加え、地域農業者のJGAP団体認証取得も牽引。自らの経営の安定と地域への波及効果を両立している点が評価された。
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