【注意報】モモ、スモモ、ナシにナシヒメシンクイ 県北部で多発のおそれ 和歌山県2024年7月4日
和歌山県農作物病害虫防除所は、モモ、スモモ、ナシにナシヒメシンクイが県北部で多発のおそれがあるとして、7月3日に令和6年度病害虫発生予察注意報第3号を発令した。
ナシヒメシンクイの被害枝・被害果実(提供:和歌山県)
和歌山県農作物病害虫防除所によると、県北部のモモにおける6月中旬の発生ほ場率は80%(平年27%)、被害枝率は2.8(平年0.7%)。発生ほ場率、被害枝率ともに平成26年以降で最も高い(表)。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇幼虫が新梢や果実に食入し加害する。食入後では薬剤の効果が低下するため、食入前の防除に重点を置く。被害にあった新梢の被害部位や果実は速やかに除去し適切に処分する。
〇幼木期に新梢が加害されると樹形を乱すことになるため、防除を徹底する。
〇モモやスモモでは収穫期の防除となるため、薬剤の使用時期(収穫前日数)に注意する。使用時期が「収穫前日まで」となっている薬剤の場合、収穫は散布から24時間以上経過してから開始する。
〇防除薬剤は最新の登録情報「農林水産省農薬登録情報提供システム」を参照し適正に使用する。
重要な記事
最新の記事
-
果樹産地消滅の恐れ 農家が20年で半減 担い手確保が急務 審議会で議論スタート2024年10月23日
-
【注意報】野菜、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米③ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米④ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
千葉県で高病原性鳥インフルエンザ 今シーズン国内2例目2024年10月23日
-
能登を救わずして地方創生なし 【小松泰信・地方の眼力】2024年10月23日
-
森から生まれた収益、森づくりに還元 J‐クレジット活用のリース、JA三井リース九州が第1号案件の契約交わす2024年10月23日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 関西発の取組を紹介 農水省2024年10月23日
-
ヒガシマル醤油「鍋つゆ」2本付き「はくさい鍋野菜セット」予約販売開始 JA全農兵庫2024年10月23日
-
JAタウン「サンゴ礁の島『喜界島』旅気分キャンペーン」開催2024年10月23日
-
明大菊池ゼミ・同志社大上田ゼミと合同でマーケ施策プロジェクト始動 マルトモ2024年10月23日
-
イネいもち病菌はポリアミンの産生を通じて放線菌の増殖を促進 東京理科大2024年10月23日
-
新米「あきたこまち」入り「なまはげ米袋」新発売 秋田県潟上市2024年10月23日
-
「持続可能な農泊モデル地域」創出へ 5つの農泊地域をモデル地域に選定 JTB総合研究所2024年10月23日
-
「BIOFACH JAPAN 2024」に出展 日本有機加工食品コンソーシアム2024年10月23日
-
廃棄摘果りんご100%使用「テキカカアップルソーダ」ホップテイスト新登場 もりやま園2024年10月23日
-
「温室効果ガス削減」「生物多様性保全」対応米に見える化ラベル表示開始 神明2024年10月23日
-
【人事異動】クボタ(11月1日付)2024年10月23日
-
店舗・宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2024年10月23日
-
筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日