【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年9月3日
埼玉県病害虫防除所は、ダイズ、野菜類、花き類にオオタバコガが県内全域で多発のおそれがあるとして、9月1日に令和7年度病害虫発生予察注意報第6号を発表した。
埼玉県病害虫防除所によると、病害虫防除所が設置したオオタバコガのフェロモントラップへの雄成虫誘殺数が、4地点中3地点(本庄市、深谷市、杉戸町)で平年の約1.9~2.5倍と多い(図)。
病害虫防除所による巡回調査では、ダイズ6地点すべて、ナス3地点中2地
点で本種幼虫による食害が認められている。とくにナスでは被害果率が50%に達する甚発生となっている地点がある。
気象庁が8月28日に発表した季節予報によると、関東甲信地方の向こう1か月の気温は平年より高く、降水量は平年並か少ない予想。高温の影響で今後オオタバコガの活動がさらに活発となり、被害多発が懸念される。
(提供:埼玉県病害虫防除所)
(提供:埼玉県病害虫防除所)
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)新しい食害痕や虫糞を見つけたら、その周辺に幼虫がいる可能性が高いため、見つけしだい捕殺する。
(2)摘除した腋芽や花蕾などには卵が産みつけられていたり、若齢幼虫が潜んでいたりすることがあるため、株元などに放置せず、ほ場外で処分する。
(3)施設栽培では、開口部に寒冷紗等(5mm目程度の防虫ネット)を張って、成虫の侵入を防ぐ。
(4)幼虫が植物体内に食入してしまうと薬剤の効果が低下するため、被害を確認したら直ちに防除を実施する。
(5)老齢幼虫に対しては薬剤の効果が低下するため、薬剤散布は若齢幼虫のうちに実施する。また、同一系統の薬剤の連用は避ける(表1~3)。



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