"カメムシ急増"に天然成分100%の「モスガード スプレー」 第三者機関の試験で一定の効果 たかくら新産業2025年6月25日
たかくら新産業(東京、高倉健代表)が今年5月に発売した、天然成分100%の「だいじょうぶなもの モスガード ファブリックスプレー」(100ml、税込価格1870円)が、カメムシに対しても一定の忌避効果を持つことが第三者機関の試験で実証された。現在は家庭用サイズのみだが、「農家向けに大容量スプレーの開発も検討している」という。
「だいじょうぶなもの モスガード ファブリックスプレー」
近年の異常気象に伴い、カメムシの大量発生が全国的に広がり、生活に身近な"虫害"として注目されている。一方、従来の忌避剤や殺虫剤については、化学成分への不安や子ども・ペットへの影響を懸念する声も少なくない。
そこで同社は、"あなたとあなたの一番大切な人に"をコンセプトにしたブランド「だいじょうぶなもの」から、天然成分100%・アルコールフリーで、精油の力によって虫除け効果を発揮する「モスガード ファブリックスプレー」を発売。シトロネラ、レモンユーカリ、ラベンダーなど、忌避効果があるとされる複数の精油を独自に配合し、刺激臭のないやさしいアロマブレンドに仕上げた。
自宅が田んぼに囲まれた開発者がカメムシに悩み「モスガード ファブリックスプレー」を使用したところ、「2週間程度、気にならなくなった」という。この経験をきっかけに、カメムシへの効果を確認するため、第三者機関による試験を実施した。
試験では、チャバネアオカメムシ成虫30頭を使い、処理済みのろ紙と無処理のろ紙を設置して、虫がどちらに定着するかを比較。2時間経過後、無処理のろ紙には平均17.3頭、処理済みのろ紙には平均4.7頭が定着。忌避率は約57.3%となり、カメムシ除けとしての一定の有効性が裏付けられた。
今後は詰め替え用の展開も予定しており、ナチュラル志向のライフスタイルを提案するブランドとして、さらなる市場拡大を目指している。
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