【注意報】野菜類、花き類にチョウ目害虫 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年10月20日
愛媛県病害虫防除所は、野菜類、花き類などにチョウ目害虫(シロイチモジヨトウ、オオタバコガ)が県下全域で多発のおそれがあるとして、10月16日に令和7年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。
愛媛県病害虫防除所によると、9月第6半旬~10月第1半旬のフェロモントラップによる誘殺数は、シロイチモジヨトウは5地点中4地点で多く平年比の1.6~5.7倍となっている(図1)。また、オオタバコガでは5地点中4地点で多く平年比の1.4~2.5倍となっている(図2)。
高松地方気象台が10月9日に発表した1か月予報では、気温は高く、降水量は平年並か多い見込みで、同虫の発生にやや助長的。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)両種の幼虫は広食性で、シロイチモジヨトウはネギ、キャベツ、ブロッコリーなどを、オオタバコガはレタスやブロッコリー、キクなどを加害する。
(2)両虫は食入することがよくあり、農薬効果が上がりにくいため、結球部や花蕾等の食害痕や虫糞に注意し、その周辺に存在する幼虫を捕殺する。
(3)薬剤抵抗性の発達を避けるため、同一系統の薬剤の連用は避けるとともに、中・老齢幼虫になると農薬の効果が低下するため、圃場観察を行い若齢期に防除を行う。
(4)圃場周辺の雑草は本虫の発生源となるため、除草を行う。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
米の民間4万8000t 2か月で昨年分超す2025年11月7日 -
耕地面積423万9000ha 3万3000ha減 農水省2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日 -
タイミーと業務提携契約締結 生産現場の労働力不足の解消へ 雨風太陽2025年11月7日 -
スマート農業分野の灌水制御技術 デンソーと共同で検証開始 ディーピーティー2025年11月7日 -
コクと酸味引き立つ「無限エビ 海老マヨネーズ風味」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月7日


































