高機能バイオ炭「宙炭」普及で岩手JAグループなどと包括連携 TOWING2025年7月10日
TOWINGは7月8日、、岩手県における高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の普及に関する包括連携の開始式を住田町役場町民ホール(岩手県気仙郡住田町)で実施した。
開始式のテープカット。左から住田町の公式キャラクター「すみっこ」、JA岩手県信連 工藤孝志代表理事専務、JA全農いわて 佐竹雅之副本部長、JAおおふなと 猪股岩夫代表理事組合長、
気仙環境保全 大和田国弘代表取締役、住田町び神田謙一町長、TOWING西田宏平CEO
TOWINGは、3月に住田町、有限会社気仙環境保全、JAおおふなと、JA全農いわて、JA岩手県信連の5者と包括的連携にかかる協定を締結。TOWINGとして、自治体・企業・JAグループと共同での連携は国内初となる。同協定に基づき、TOWINGが住田町に建設したTOWING岩手プラントで開発・製造する宙炭を活用し、岩手県内の農業における諸課題の解決とみどりの食料システム戦略の現場実装をめざす。
4月に試験稼働を始めたTOWING岩手プラント
住田町の気仙環境保全が運営する鶏ふん炭製造施設は、製造量で国内トップクラス。TOWINGが住田町で生産される鶏ふん炭を「宙炭」の原料とすることで、養鶏業界全体の糞処理課題の解決や、畜ふん由来のバイオマスの地産地消、岩手県内における減化学肥料・有機農地転換・農地への炭素貯留によるに環境再生農業の普及につなげる。また、今回の連携は、震災後に陸前高田市からの移転企業を受け入れて以来、住田町にとって約14年ぶりの町外からの新規企業進出となることから、町民の雇用機会の創出や町の活性化にも大きな期待が寄せられている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ピーマンにアザミウマ類 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】トマト、ミニトマトに「トマトキバガ」県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年7月10日
-
【特殊報】メロンにCABYV 県内で初めて確認 茨城県2025年7月10日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ増産こそが自給率を向上させる~輸入小麦をコメで代替すれば49%2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】地道な努力 必ず成果 経済事業部門・愛知県経済連会長 平野和実氏2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】全ては組合員のため 経済事業部門・宮崎県農協副組合長 平島善範氏2025年7月10日
-
ジネンジョとナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第348回2025年7月10日
-
【2025国際協同組合年】SDGsと協同組合 連続シンポジウム第4回2025年7月10日
-
備蓄米 コンビニの7割で販売を確認 7月9日時点 農水省調査2025年7月10日
-
【人事異動】農水省(7月11日付)2025年7月10日
-
水稲の斑点米カメムシ類 多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第4号 農水省2025年7月10日
-
【JA人事】JA加賀(石川県)新組合長に道田肇氏(6月21日)2025年7月10日
-
【JA人事】JA新みやぎ(宮城)新組合長に小野寺克己氏(6月27日)2025年7月10日
-
「田んぼの生きもの調査」神奈川県伊勢原市で開催 JA全農2025年7月10日
-
「米流通に関するファクトブック」公開 米の生産・流通など解説 JA全農2025年7月10日
-
「おかやま和牛肉」一頭買い「和牛焼肉 岡山そだち」ディナーメニューをリニューアル JA全農2025年7月10日
-
本日10日は魚の日「呼子のお刺身いか」など150商品を特別価格で販売 JAタウン2025年7月10日
-
転炉スラグ肥料がイネの発芽・発根・出芽を促進 農研機構2025年7月10日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ムッシュボルドーDF」 日本曹達2025年7月10日