自律走行AIロボット「Adam」マルシメと連携しシェアリングサービス開始 輝翠2025年9月1日
輝翠は8月28日、石油製品販売事業を手がけるマルシメ(愛知県豊橋市)と連携し、同社が開発したオフロード型自律走行AIロボット 「Adam(アダム)」 を三河地域を中心に農業生産者へ向けたシェアリングサービスを始めることを発表した。

この取り組みは、豊橋市が推進する 「TOYOHASHI AGRI MEETUP」 プロジェクトにおける実証実験の成果を踏まえて実施。同市内の柿農園の協力を得て、栽培管理や収穫作業の負担軽減・効率化の実証を重ね、「Adam」の実用性と有効性が確認されたことから、このほどマルシメへの納品・サービス開始に至った。
マルシメは、石油製品販売事業を、Maasインフラ提供事業・各産業向け新価値提供事業へ進化させるため、マイクロモビリティのシェアリングサービスを展開。新たに先端農業分野での取り組みを進めるにあたり、その第一歩として「Adam」を導入し、シェアリングサービスとアフターサポートの運営を行う。
同連携を通じて、両社は、農業分野における生産性向上・省力化を支援し、全国屈指の農業生産地である三河地域から日本の農業の発展およびスマート農業技術の普及に貢献する。
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