「松やに」の力で農業×脱炭素 バイオスティミュラント「EcoRosin」発売 荒川化学工業2026年1月8日
荒川化学工業(大阪市中央区)は1月7日、約150年にわたる松やに研究を活かして開発したバイオスティミュラント資材「EcoRosin(R)(エコロジン)」を発売。同社ECサイト「GREENSHOP」で販売している。
「EcoRosin(R)」は、松が自らを保護するために分泌する「松やに」の機能を農業分野にも応用した異常気象などによる環境ストレスを緩和するバイオスティミュラント資材。土壌に混合するだけで、深刻化する猛暑や乾燥下でも植物の生命力を引き出し、収穫量の安定と品質向上を同時に実現する。
傷口を細菌や虫から「守る」、傷口を「癒す」、樹木の水分を「保つ」など、外敵や環境ストレスから身を守るための様々な機能が秘められた松やに。この松やにから精油成分を除いた樹液がロジンで、野球のロジンバッグの名前の由来として知られ、古くから、漢方薬・医薬品・食品・化粧品などにも使われてきた天然材料となる。
松やに由来の天然材料ロジン
荒川化学工業は、約150年にわたって松やに(ロジン)を研究するロジンのパイオニア。モノとモノをつなぐ「つなぐを化学する」を得意とし、様々な分野でなくてはならない材料を提供してきた。松やに(ロジン)の機能に着目し、天然由来の成分で植物本来の生命力を引き出すという発想のもと、長年培ったロジンの知見と外部機関との共同研究によって科学的に立証された効果をつなげ、バイオスティミュラント資材「EcoRosin(R)」を開発した。
EcoRosin(R)の効果例(サツマイモ×収量改善)
「EcoRosin(R)」の使い方は、作付前の土壌に混合するだけ。播種(種まき)、定植(苗の植え付け)など壌に所定量を混ぜるだけで植物に活力を付与。土壌に混合することで、根圏環境を整えるため、畑まるごと元気になる。また、さまざまな作物・条件での試験の結果、果菜類・葉菜類をはじめとする多くの作物で「収量の改善」「環境ストレス耐性の向上(高温・乾燥など)」「糖度・デンプン価の増加」「硝酸イオン量の減少(葉菜類中心)」等の効果が確認されている。
EcoRosin(R)の効果例(高温×乾燥ストレスの緩和)
ロジンは松にしか作ることができない化合物。松は成長の過程で二酸化炭素を吸収して育ち、ロジン1tあたり吸収する二酸化炭素は3tともいわれる。二酸化炭素と水からできたロジンを土壌に混ぜて植物を育て、さらにそれら植物が成長の過程で二酸化炭素を吸収することから、同社は、ロジンを農業(作物生産)に使うと二酸化炭素を地球に還すことにもつながるエコシステムとして、環境負荷低減の側面も考えている。
製品は、家庭菜園向けに300gと1kgの2サイズを展開。法人向けも相談可。
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