機能性表示食品「ギャバへちま」を開発 17日に発売 農研機構2021年6月18日
農研機構、琉球大学、沖縄県農業研究センター、株式会社サンエーの4者は、生鮮の食用へちまを真空パックすることで、食用へちまに含まれるGABAを安定的に増加させる方法を開発。「ギャバへちま」はサンエーが6月17日、機能性表示食品として発売した。
高めの血圧を低下させるGABAを含む「ギャバへちま」
農研機構など4者は、農林水産省委託プロジェクト「地域の農林水産物・食品の機能性発掘のための研究開発」で、真空パックにすることで、沖縄野菜の食用へちまに含まれるGABAを安定的に増加させる方法を開発した。この方法を用いた「ギャバへちま」を、農研機構が公開するシステマティックレビューを科学的根拠に、JAおきなわグループの株式会社農協直販が機能性表示食品として消費者庁に届出を提出。3月25日に受理され、生鮮食品の区分の機能性表示食品として消費者庁HPで公表された。
GABAは高めの血圧を低下させる機能がある成分で、「ギャバへちま」を200g(約1個)食べると一日摂取目安量を摂取できる。
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